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新着ワイン 「グレイス茅ヶ岳 2012」

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グレイス茅ヶ岳(かやがたけ)2012年


国産ワインはめきめきと力をつけてきています!その中でも「甲州種」の葡萄から造られる純国産のワインは世界が注目し始めています。今年の2月、4度目となる甲州ワインのイギリスはロンドンでプロモーションが行われました。甲州のロンドンへの本格的な輸出が始まったのが2010年。それから3年がたち、海外のマーケットにおいても甲州の認知度が高まっています。

甲州は、千年以上栽培されている、日本の固有品種です。一説では、甲州はコーカサス地方から、シルクロードを通り、仏教と共に日本に伝わったと言われています。甲州の発祥については諸説あり、勝沼で二つの伝説が伝えられる、謎に包まれたミステリアスな品種とも言われています。

日本でワイン醸造が始まったのは約140年前。初めてワインになったのは、甲州であったとの記録が残っています。しかし当時は、日本酒を応用して麦麹を使って醗酵させたために、今の甲州の味わいとは異なったものであったと言われています。それから長い時を経て、世界に進出した甲州が初めて評価を得たのは、2011年の事です。

Decanter World Wine Awards(DWWA)で「グレイス茅ヶ岳 白」が甲州としては初めてのシルバーメダルを受賞しました。DWWAは、世界で最も権威あるワインコンクールの一つとして知られていますが、価格も評価の対象にされるなど、消費者の目線を大切にしていることで、ワイン愛好家たちの指標となっているのが特徴です。

「グレイス茅ヶ岳 白」は、ロンドンにも輸出されています。標高の高い茅ヶ岳山麓の甲州を使用した、極辛口でピュアな味わいが特徴のワインです。おかげさまで、2012年もシルバーメダルを頂き、二年連続の受賞となりました。樽を用いない、クリーンで繊細、そして控えめなスタイルの甲州が海外のワインコンクールで評価されたことは、まさに甲州の転機を感じさせるものでした。

ボリューム感を出すワイン造りではなく、ブドウの本質を活かし、そのポテンシャルを最大限に引き出す醸造を行ってきた、中央葡萄酒のワイン造りに対する姿勢が評価されたものです。また、世界90カ国以上で読まれているワイン情報誌『Decanter Magazine』の2012年12月号の特集の中で、ジャンシスロビンソンMWが甲州について言及し、「グレイス茅ヶ岳 白」を紹介しています。昨年11月に発売されたジャンシスロビンソン著の「Wine Grape」にも、甲州が掲載され、「世界でその真価が認められ始めた、日本の繊細で軽快な品種」と称されています。

甲州は世界の数あるブドウ品種の一つとして、日本のワインを世界へ認知させる品種として、今まさに転機を迎えています。日本ワインの一つのアイデンティティとして、より質の高い甲州のワイン造りをこれからも続けていかれるそうです。

そして、この度二年連続で受賞した「グレイス茅ヶ岳 白」の2012ヴィンテージが当店へグラスワインとして登場します!2012年は、天候に恵まれ、ビッグヴィンテージです。質・量共に良好で、例年に比べて、味わいにボリューム感があり、ブドウのポテンシャルの高さを感じます。ビッグヴィンテージの、日本の誇るべき品種「甲州」のワインをぜひお試し下さい。

グラスワイン 1杯 ¥1.200

※記事内容はグレイスワインのメールマガジンより


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