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シャンパーニュ「ティエリー・トリオレ」 [週末のグラスシャンパーニュ]

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ティエリー・トリオレ カルト・ノワール ブリュット

久々の週末(金・土)のグラスシャンパーニュの紹介です!皆さんが、家飲み用に購入されるシャンパーニュは多分、銘柄で選ばれていると思います、どうしても有名メゾンのシャンパーニュの方が、ある意味間違えないと思われるからですが、その選び方の基準を場所で選んでみるのも面白いかもしれません!そうなると有名メーカーではない、ぶどう栽培農家が自分で栽培したぶどうで造った「レコルタン・マニュピュラン」と呼ばれるセレクトの方が主になってくると思いますが、ある意味 冒険にもなるでしょうが機会があれば試してみてください!

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シャンパーニュ地方産のブドウから造ったのだからと言って、どれも一緒ではありません。シャンパーニュ産地はランスとエペルネの町を中心に3地区に集中しています。

「モンターニュ・ド・ランス地区」
ここはピノノワールを主体に栽培され、最上級のシャンパーニュを生み出すブドウ畑を持つ村「グラン・クリュ」が9つ点在しています。(Ambonnay,Bouzy,Silly,Verzenay)とかGCの畑であればラベルに表記されています。ちなみに現在「グラン・クリュ」の数はシャンパーニュ地方の約300ある村の中で17しかありません。

「ヴァレード・ラ・マルヌ地区」
マルヌ川沿いの日照に恵まれた南向きの斜面を中心に広がる。ピノムニエを中心に丸みのあるワインを生み出します。グランクリュ(Ay)など

「コート・デ・ブラン地区」
ブランと言うくらいですから、ほぼシャルドネが栽培されています。グランクリュ(Cramant,Avize,Le Mesnil-sur-Oger) ここのエリアのシャルドネだけで造った「ブラン・ド・ブラン」など美味しいものがあります。

それと今回のグラスシャンパーニュの産地、コート・デ・ブラン地区から南西に20キロ離れたところに「コート・ド・セザンヌ地区」があります。古くから大手シャンパーニュ・メゾンにとってシャルドネの供給源であり、シャンパーニュの南部ならではの比較的温暖な気候からはブドウの高い熟度がもたらされます。同じシャルドネでもコート・デ・ブランの魅力が酸とミネラルが織りなす骨太なエレガンスならば、コート・ド・セザンヌの魅力は風味豊かな果実とフレッシュさを備えたキャラクターとなります。「ティエリー・トリオレ」は、元詰めを始める家族経営のレコルタン・マニピュランです。また化学薬品を用いないリュット・レゾネでの栽培を実践しています。

熟したリンゴやブリオッシュの柔らかな香り。シャルドネのフレッシュさとピノ・ノワールのふくよかさのバランスがよく、コート・ド・セザンヌの大らかさが素直に表現されています。シャルドネ65%、ピノ・ノワール35% グラス1杯 ¥1.300

シャンパーニュの情報等、正規輸入元のサイトを参考にしております。
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