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シャンパーニュ [週末のグラスシャンパーニュ]

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ゴッセ エクセレンス ブリュット NV


金曜と土曜日のみ提供している「週末のグラスシャンパーニュ」ですが、季節的に寒さを感じる気温に下がると見向きもされません!体が冷えている状態で冷えているシャンパーニュを飲もうという発想が起こらないのは当然なのでしょうが、暖房を入れるには、まだ早すぎるし、白ワインも含めて この時期の悩みです。ですのでグラスシャンパーニュの選び方も暑いシーズンに比べて酸味が穏やかで、なるべく厚みのあるタイプにします。

今回のセレクトは「ゴッセ」。シャンパーニュ地方の一都市アイの市長でもあったピエール・ゴッセが、1584年に設立したシャンパーニュ地区で最も古い歴史を持つ会社のひとつです。伝統の技にこだわり続けることによって高品質なシャンパーニュの製造を行っており、「シャンパーニュの最も小さく偉大なメゾン」として知られるシャンパンハウスの名門です。

エクセレンスはゴッセが手掛ける唯一の※マロラクティック発酵を行ったシャンパーニュ! 通常ゴッセは、自然なリンゴ酸を残すことで本来のシャンパーニュらしさを追求していますが、その反面、飲み頃になるまで長い熟成を必要とすることや、グラスに注いでからも本来の姿があらわになるのに少し時間がかかるという側面もあります。そこで、ゴッセらしさをしっかりと残しつつも、その基本スタイルをより多くの人に楽しんでもらうために、より身近に感じられるゴッセとして、マロラクティック発酵を行い早くから楽しめるスタイルとして仕上げられています!

エクセレンスに使われるブドウは、主にヴァレ・ド・ラ・マルヌのグラン・クリュ「アイ」、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのプルミエ・クリュ「キュミエール」、モンターニュ・ド・ランスのプルミエ・クリュ「シニー・レ・ローズ」、コート・デ・ブランのグラン・クリュ「アヴィーズ」を中心に、約40村の区画のブドウをブレンドして造られます。品種:ピノ・ノワール45%、シャルドネ36%、ピノ・ムニエ19%

スイカズラ(吸い葛)の甘い香り、ジャスミンの癒しの香り、洋梨、マンゴーのストレートに広がる香り。 アプリコットや黄桃、アーモンドやドライ・フルーツなどの  風味が複雑に重なり合っているのです。

グラス1杯 ¥1.300

※マロラクティック発酵(MLF)
酵母がおこなうアルコール発酵に対して、こちらの主役は乳酸菌です。主な葡萄由来の有機酸は、酒石酸とリンゴ酸ですが、マロラクティック発酵の効果は、ワインの酸味が柔らかくなることです。(乳酸はリンゴ酸よりも、酸味が弱く穏やか。)また発酵中に、いくつかの副産物が生成され、香味がより複雑になります(その結果、フレッシュさは一部失われる)。

さらに微生物的に不安定な(つまり微生物に「食べられやすい」)リンゴ酸がなくなるため、ワインの微生物安定性が増します。
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